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蜂の子はアレルギーに注意

蜂の子は健康や美容に優れた効能がありますが、ローヤルゼリーやハチミツ、プロポリスなどの蜂製品と同じようにアレルギー体質の方にはアレルギー症状を起こす可能性があります。今回は、蜂の子のアレルギー作用についてご説明します。

蜂毒とは

蜂毒はアミノ酸を基にした化合物で、アミン類、低分子ペプチド、酵素類が症状を顕現させます。刺された時の痛みは、蜂毒に含まれるキニンやセロトニン、ヒスタミンが作用して起こります。痛みの程度はこれらの成分の量や濃度によって異なります。また、蜂毒には刺激を受けた時に肥満細胞からヒスタミンの放出を促したり、血圧降下や平滑筋収縮、組織の破壊を引き起こす成分が含まれています。1回刺されただけでは痛みやかゆみ、腫れなどの症状が出るだけですが、体内では蜂毒を排除するためにタンパク質の抗体を形成します。そのため、再度刺されたり蜂製品を摂取すると、抗体が成分結合してアナフィラキシーショックと呼ばれるアレルギー症状を起こします。毛細血管を広げて血圧低下や呼吸困難、嘔吐、めまい、しびれ、意識障害などの症状、最悪の場合は死に至ります。

蜂の子とアレルギー

蜂に刺されてアレルギーの症状が出たことのある方は、蜂の子を食べるとアレルギー症状を起こす可能性があります。食物アレルギーのある方もアレルギー症状を起こす可能性が高いものです。蜂アレルギーも食物アレルギーも食品に含まれるタンパク質がアレルゲンとなっています。蜂の子にはタンパク質が豊富に含まれていますので、蜂に刺されたことがなくても、アレルギー体質や喘息の方は、蜂の子は避けたほうがいいでしょう。アレルギー症状を起こしたことがなくても、家族にアレルギー体質の方がある場合は、病院を受診してアレルギー検査を受けるなどをすると安心です。

蜂の子に含まれる豊富な栄養がアレルギーを起こす原因となります。しかし、抗原の種類や抗体の質や量、免疫力などにより、現れるアレルギー症状の程度は大きく左右されます。蜂に刺されるなど気になることがあれば、アレルギーチェックをしましょう。